2018 January

 

 

 
 
 

 

 

 
 
穏やかなお天気に恵まれた今年の元旦、久しぶりに従兄弟の家で92歳の叔母を囲んだお正月。栗の渋皮煮やお出汁の味がしっかり沁みた煮物、ローストビーフはそのレシピにもびっくり。本当に美味しくて沢山頂いてしまう。お心篭りのテーブルに感謝!

 

 

   
 
 
 
義母の作るお節、お一日を過ぎると残り少なくなりさみしい。お重ではなく漆の 器やおめでたい柄のお皿に盛り付け並べてみる。昆布巻きや黒豆、栗き んとん にごまめ、それぞれに意味があって面白い。漆器の黒と赤に映えて美しいオブ ジェのよう。

 

 

 
 
 
お節料理が続き、そろそろさっぱりした「単品」が頂きたくなる。たっぷりのか つお節でとったお出汁をきれいに漉して、海老と結わえた三つ葉を飾り ゆずを 添える。焼いたお餅の香ばしさと柚子の香り、お雑煮はシンプルなほど美味しい と思う。

 

 

 
 
 
軽井沢でもやはりお節、母の友人の漆芸家作の丸いお重に詰めて。お重はコンパ クトで運びやすく、蓋を開けるときの楽しさもおめでたいお席には嬉し い。黒 豆や昆布巻きの黒、きんとんやたまごの黄色、お重の朱と色のコントラストも美 しい。

 

 

 
 
  お節やお雑煮、お正月のお料理が一段落するとやっぱり何か「洋」のモノが頂き たくなる。ゲレンデを眺めつつ頂く熱々のパスタ、シンプルなトマト ソースに パルメザンチーズをたっぷり・・・本当に美味しい!

 

 

 
 
  お正月も終わり、お天気に恵まれた滑り初めも終えて気分も爽快。久しぶりにお 寿司を頂き、いよいよ2018年もスタート。

 

 

 
 
忙しかったクリスマスとお正月も終わり本格的に今年もスタート。久しぶりに我 が家でチーズとプロセッコ、定番のディナーでようやくほっと一息。岡 山のは んぺんの老舗、桂馬のサルシッチャはお魚のすり身のソーシソン。バジルやブ ルーチーズとフレーバーも豊か、何より体に良さそう。  

 

 

   
 
 
つきたてだったお餅もすっかり頂いてしまいお正月も本当におしまい。根菜や鶏 のつみれを入れて、お出汁の沁みたお餅が美味しい・・・。  

 

 

 
 
どんな事でも準備さえきちんと出来ていれば・・・。お料理は正に「下ごしらえ とタイミング」、と母に教わったことを思い出す新年のキッチン。玉ね ぎや じゃがいも、人参などの基礎野菜(?)は下ごしらえをして保存しておくと忙し くなっても凝ったお料理が出来る。肉団子も作っておくととても便 利、焼いた 時にカリっと仕上がるように片栗粉を振る。  

 

 

 
 
珍しい赤ワインを開ける今晩、お供には中近東風にスパイスの利いたお肉とレン ズ豆の煮込み、パンの代わりに茹でたじゃがいもを。オブジェのような イタリ アのチーズもコクのある赤ワインにぴったり。
 

 

 

   
 
 
お正月のお料理に欠かせない柚子と三つ葉が冷蔵庫にあと少しだけ・・・。刻ん だ柚子と三つ葉を混ぜた「柚子ごはん」、色どりに黒ゴマを振って結わ えた三 つ葉を飾ると残り物とは思えない素敵な一品に。  

 

 

 
 
 
メキシコを訪れて以来、タコスやブリトー、チリコンカルネなどメキシカンは我 が家の定番エスニック。香ばしくグリルしたタコシェルにたっぷりのレ タスと トマト、じっくり煮込んだチリビーンズとスパイシーなヨーグルトソースなどを 好みでトッピングお供には軽めの赤ワインかビールがぴったり。  

 

 

   
 
 
今年のテーマは「整理と準備」、キッチンもまたしかり・・・。美肌に良いとわ かってはいてもなかなか頂く事のない鯖、下ごしらえさえしておけば照 り焼き はもちろんサラダのトッピングにも美味しい。鶏のささ身はさっと茹でて一口大 に。炒めた玉ねぎも時間のある時に作って置くと重宝するベー シックなアイテ ム、スープやシチュウ以外にも隠し味として入れるとコクが出てマイルドな味わ いになる魔法の玉ねぎ。  

 

 

 
 
 
主人の出張のお土産、青森の鯵ヶ沢町名産のイカ、まな板に広げるとあまりの大 きさに驚く。全長1mくらいあるイカもあるという話も信じられる。足 を抜き ハラワタをしごき出し・・・浜で採れたてのイカをさばく漁師にでもなった気 分。オリーブオイルとアンチョビペースト、たっぷりのパセリでソ テーして 熱々をテーブルへ。スペインのバルで頂いたタパスのようで、シーフードだけれ どこくのある赤ワインをお供に。  

 

 

 
 
 
寒くなると頂きたくなる「食べる美容液」と言われる牡蠣、ベーコンで巻いてソ テーにするのが我が家の定番。香ばしく炒めた玉ねぎをじっくり煮込んだ オニ オンスープと小粒の牡蠣でワインに合わせるも良し、シメジや長芋のソテーを添 えてメインディッシュとしても。キノコと根菜と牡蠣・・・何だか 免疫力アッ プ食材が並ぶヘルシープレートに。  

 

 

 
 
久しぶりに仲良しの同級生を我が家にお招き、積もる話も溜まっているのでやっ ぱりゆっくり出来る我が家がいちばん。仕事の合間に階上のキッチンで 少しず つ下ごしらえするのも楽しい気分転換。さまざまな種類の根菜を柚子マヨネーズ でマリネしたサラダ、旬のブリのソテーにはちょっとエスニック なクスクスを 添えて。母が残してくれた個性的なお皿がテーブルを彩る。ランチなのでワイン ではなくアイスのルイボスティー、ラ・フランスのフレー バーがお気に入り。 友人の朗らかで穏やかな佇まいにいつもながら癒される・・・。  

 

 

 
 
 
毎食必ず「形のわかるたんぱく質」と「生のお野菜」を頂くようにしている。脂 の少ない赤身の牛肉には大根おろしをたっぷり、青魚の鯵とカツオには 千切り の大根と長芋の拍子切り、と組み合わせを考えるのも楽しい。やっぱり和食は体 に優しい・・・。  

 

 

   
 
 
お刺身用のお魚を少し厚めにおろしてオリーブオイルでマリネ、グレープフルー ツなど柑橘系の果物やりんごを添えてロゼワインを合わせればゴキゲン なオー ドブルに。  

 

 

   
 
 
 
パリからの友人と数年振りに再会、サンジェルマンのように気軽にビストロへと 言うわけにはいかない東京、ぜひぜひ我が家へ!ゆっくりお喋りしたい ので キッチンに立たなくて良いように全て最初にセッティング。アペリティフには日 本らしく梅酒、オードブルはシーフードのマリネ、イタリアから届 いたパルミ ジャーのをつまみつつ赤ワインを。まるでパリに居るようで会えなかった数年間 を埋めるようにお喋りは尽きない・・・。久しぶりにお会い するM嬢の幸せ オーラに包まれた穏やかなディナーになる。  

 

 

 
 
 
我が家にいつも常備してある長芋。和食なら摩り下ろしてとろろはもちろん、拍 子切りにしてわさびと青海苔を添えて。洋食ならオリーブオイルかバ ターでソ テーしてホクホクの付け合せに。意外なのは茹でてからミキサーにかけてコンソ メと生クリームで伸ばしたポタージュ。じゃがいもで作るヴィ シソワーズより 濃厚で不思議な食感はお客様の時にも楽しい一品。  

 

 

 
 
 
 
 
 
 
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昨年の個展の際は周りの方々に様々にお世話になり、幼稚園からの幼馴染みのU 嬢には週末にお手伝い頂き本当に感謝。ようやくお礼のディナーの今 晩、アペ リティフにはボルドーの白、メインにはボルドーの赤を開ける。アペリティフは アトリエのテーブルでサーディンのマリネをお供に。チーズに ドライフルーツ をトッピングしてそろそろ赤ワインを。メインにはレンズ豆とひき肉の煮込み、 ボイルした小粒のじゃがいもにトリュッフのオイルをか けて。赤ワインとト リュッフの芳香の組み合わせはいつも素晴らしいと思う・・・。
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